2024年1月26日に選考委員会が開かれ、各地区代表計32校(21世紀枠、神宮大会枠)が決定した「第96回選抜高校野球大会」。
今年は春夏通じて初出場となる3校を含めて春の王者を決める熱い戦いが会場である(阪神甲子園球場)で繰り広げられます。
この記事では、そんな選抜高校野球大会に見事出場が決まった各地区代表の32校をまとめて紹介していきます。
記事末では、SNSなどに寄せられた口コミを元に優勝候補の高校についても紹介していきますので、第96回選抜高校野球大会をより楽しむきっかけにしていただけたら幸いです。
春の選抜高校野球2024出場校一覧
始めに、春の選抜高校野球大会に出場を決めた計32校を紹介していきたいと思います。
※地方ごとに順に紹介していきます。
北海道
北海高校:3年ぶり14回目の出場
・捕手の大石、中堅手の片岡らが昨夏の甲子園を経験し、試合運びがうまい!
東北
青森山田高校(青森):8年ぶり3回目の出場
・関、桜田の両右腕で守り勝つ!桜田は東北大会決勝で無安打無得点を達成!
八戸学院高校(青森):5年ぶり11回目の出場
・昨夏の甲子園で投げた洗平と岡本琉に加え、森田が好成績!
学法石川高校(福島):33年ぶり4回目の出場
・監督である佐々木監督は、仙台育英の前監督!大栄は捕手でありながら主戦投手!
関東
常総学院高校(茨城):3年ぶり11回目の出場
・打率4割超の4番武田を中心に、12試合で82得点と打線のつながりが強固!
作新学院高校(栃木):2年連続11回目の出場
・神宮大会準優勝。小川哲が公式戦の防御率1.07の好投!
健大高崎高校(群馬):2年連続7回目の出場
・主将で4番の箱山や遊撃手の田中、3番高山などタレントが勢揃い!
中央学院高校(千葉):6年ぶり2回目の出場
・蔵並、臼井らの好投で勝ち上がる!冬場の練習でバントや内野の守りを中心に強化!
山梨学院高校(山梨):3年連続7回目の出場
・選抜2連覇を目指す!エースの桜田を中心に堅実な守りと抜け目のない走塁が魅力!
関東一高校(東京):8年ぶり7回目の出場
・高校通算40本塁打の高橋や、広角に打てる熊谷と飛田らが打線を引っ張る!
北信越
星稜高校(石川):2年ぶり16回目の出場
・昨秋の神宮大会の覇者!佐宗と道本の2人が変化球を駆使し勝利を勝ち取る!
日本航空石川高校(石川):4年ぶり3回目の出場
・1番加藤や2番早川がチームの勝利のキーパーソン。
敦賀気比高校(福井):4年連続11回目の出場
・竹下、中森のバッテリーがチームの要!内野陣も経験豊富な面々が揃っています。
東海
豊川高校(愛知):10年ぶり2回目の出場
・打率5割超の3番モイセエフが打線の要!鈴木葵がクセ球を駆使し勝利をもたらす。
愛工大名電高校(愛知):12年ぶり10回目の出場
・エース大泉はキレのある変化球が武器。石見、石島の長打力にも期待!
宇治山田商業高校(三重):16年ぶり2回目の出場
・田中、加古の両右腕が守りの軸。5番泉も打率5割と好調!
近畿
近江高校(滋賀):2年ぶり7回目の出場
・2年前の優勝校。右腕西山は最速143キロの落ちるスライダーを武器に相手打線を迎え撃つ!
京都外大西高校(京都):18年ぶり7回目の出場
・左腕田中は防御率1点台と安定感がある。打線の集中打にも期待!
京都国際高校(京都):3年ぶり2回目の出場
・エース中崎は、昨秋8試合に登板し、4完封と安定感が持ち味!
大阪桐蔭高校(大阪):5年連続15回目の出場
・秋の近畿大会で史上初の3連覇。主軸のラマルは長打力が魅力!
報徳学園高校(兵庫):2年連続23回目の出場
・昨秋の公式戦10試合で4失策。前回大会も投げた間木ら投手陣をもり立てる!
耐久高校(和歌山):初出場
・県大会から近畿大会まで右腕冷水が1人で投げきる。打線も勝負強さがある。
中国
創志学園高校(岡山):7年ぶり4回目の出場
・左腕山口や右腕中野ら投手陣は豊富。亀谷、豊島ら打線の長打力にも期待がかかる!
広陵高校(広島):3年連続27回目の出場
・右腕高尾と只石のバッテリーは3期連続の甲子園。好打者・土居も注目の存在!
四国
阿南光高校(徳島):32年ぶり2回目の出場
・阿南工と新野が統合してからは初の選抜出場!最速146キロの右腕吉岡に期待がかかる。
高知高校(高知):3年連続21回目の出場
・最速145キロ以上の両右腕・平、辻井が守りの主軸。昨春の選抜も継投で3試合ずつ登板。
九州
東海大福岡高校(福岡):7年ぶり3回目の出場
・右腕佐藤は粘り強さが持ち味で昨秋は6完投!主将・井上は勝負強さがある。
熊本国府高校(熊本):初出場
・右腕坂井と左腕植田を軸に九州大会で初優勝!打線も中嶋を中心に粘り強さが持ち味。
明豊高校(大分):3年ぶり6回目の出場
・2021年選抜で準優勝を経験。打率5割の芦内ら打線には切れ目がない!
神村学園高校(九州):9年ぶり6回目の出場
・昨夏全国4強に貢献した王林らが中心。昨秋の8試合で5失策と堅守も光る。
21世紀枠
別海高校(北海道):初出場
右横手の堺がチームの柱。選手16人でチームを盛り上げる。
田辺高校(和歌山):76年ぶり3回目の出場
4番の山本陣は打率5割と好調!遊撃の守備でもチームの要として活躍が光る!
以上が第96回選抜高校野球大会に出場が決まった高校になります。それぞれの持ち味を活かして頑張って欲しいですね。
優勝候補は?
ここからは、注目されている選手などの情報を元に、第96回選抜高校野球大会の優勝候補を紹介していきたいと思います。あくまで予想になりますので参考程度にご覧いただければと思います。
優勝候補予想①【大阪桐蔭高校:大阪】
西谷監督が「今まで監督をやってきた中で投手陣が一番充実している」というほど、選手層、チーム力、完成度、監督の技量すべてが群を抜いています。
とくに、投手陣が素晴らしく、全国でもトップクラスでエースの平嶋選手や南選手をはじめ、スーパー1年生中野選手や森選手も近畿大会で素晴らしいピッチングを見せ、投手陣のポテンシャルの高さはずば抜けています。
優勝候補予想②【青森山田高校:青森】
打順の中心に位置する原田選手は、複数試合において一貫して安打を記録し、打点を挙げる活躍を見せています。
投手陣では、櫻田選手が複数試合で先発し、被安打数を抑え安定したピッチングで自責点を最小限に留める優れたパフォーマンスを展開していたり、関選手が完封試合を含む素晴らしい成績でチームの守護神としての役割をしっかりと果たしています。
以上の3選手が攻撃・守備の要としてチームを優勝へと牽引して行くことでしょう!
優勝候補予想③【関東一高校:東京】
関東一高校では、投手の坂井選手と捕手の熊谷選手が注目の的となっています。
捕手・熊谷選手は明治神宮野球大会で打数4安打3、打点3、本塁打1の活躍を見せており、他の試合でも中軸打者としてコンスタントに打点を上げるなどチームに貢献しています。
投手・坂井選手は東京都高校野球秋季大会決勝で9回を投げて被安打5、奪三振6、自責点1の好投を見せており、他の試合でも安定した成績を残しています。
これらの情報から、関東一の強力なバッテリーとして坂井選手と熊谷選手がチームを優勝へと牽引していくと思います。
優勝候補予想④【星稜高校:石川】
星稜高校では、野手・芦硲選手、投手・佐宗選手の活躍が注目されています。
芦硲選手は、準決勝で5打数4安打、打点6、本塁打1を記録し、強力な打撃でチームの中軸を担っていることを示しました。
一方の佐宗選手は、決勝戦で9回を投げて6安打8奪三振、自責点1と安定した投球を見せ、その他の試合では、リリーフとして1回を被安打0と抑えました。
これらの活躍から芦硲選手と佐宗選手は星稜高校において攻守の中で重要な役割を果たしている選手と考えられます。
以上が第96回選抜高校野球大会において優勝することが予想されている高校になります。
実際には、どこの高校が優勝するのか楽しみですね!
まとめ
ここまで、第96回選抜高校野球大会に出場する高校や、その中で優勝することが予想されている高校について紹介してきました。
注目選手などの情報を元に優勝候補を予想してきましたが、あくまで予想であり、実際に戦ってみなければどこが優勝するかはわかりません!
優勝がどこの高校になるのか楽しみにしながら、選手たちの熱い戦いを見守っていきましょう!