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保険証廃止/マイナンバーカード切り替え義務化いつから?方法やメリットデメリットも紹介

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マイナンバーカードは、一部の医療機関や薬局で健康保険証として利用できるようになり便利なものになってきました。

便利になるメリットがある一方でデメリットもあるのではないかと不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか?

そんな中で、2024年秋には紙の健康保険証の事実上廃止、マイナンバー健康保険証への完全に移行する方向で進んでおり不安に思う人も増えている印象です。

この記事で分かること

この記事では、
・マイナンバー健康保険証の切り替え方法
・マイナンバーカードを健康保険証として利用するメリット・デメリット
について情報をまとめました。

参考にしていただけたら嬉しいです!

切り替え義務化いつから?

2021年10月20日からマイナンバーカードを健康保険証として利用できる制度が始まりました。

2023年4月からは全医療機関などで利用が義務化され、2024年秋からは紙の健康保険証が廃止され、マイナンバー健康保険証へと完全に移行する方向で進んでいるのが現状です。

マイナンバー健康保険証の導入スケジュール

  • 2015年 10月 マイナンバー通知開始
  • 2016年 1月 マイナンバーカードの交付開始
  • 2021年 10月 マイナ保険証利用開始
  • 2023年 4月 医療機関などマイナ保険証義務化
  • 2024年 秋 紙の健康保険証廃止、マイナ保険証に切り替え

切り替え方法

マイナンバー健康保険証の手続き方法は2種類あります。

下記に詳しく紹介していきますので、自分にあったやり方でマイナンバー健康保険証へ切り替えてみてくださいね。

マイナポータルからスマホで手続きする

  1. 本人のマイナンバーカードと4桁の暗証番号、IC が読み取れるスマホを準備する。
  2. マイナポータルのアプリをインストールして「マイナンバーカードを保険証として利用できます」という画面に進む。
  3. マイナポータル利用規約を確認し、同意して次へ進む。
  4. 保険証利用登録画面で申し込むボタンを押す。
  5. 4桁の暗証番号を入力する。
  6. マイナンバーカードのIC を読み取る
  7. 申し込み完了の画面が表示される。

セブン銀行ATM で手続きする

  1. マイナンバーカードと4桁の暗証番号を準備してセブン銀行ATM へ行く。
  2. ATM画面で「マイナンバーカードでの手続き」ボタンを押す。
  3. 「健康保険証利用の申し込み」ボタンを押す。
  4. 画面の案内に従い操作して手続きを終了。

メリット

従来の健康保険証で必要だった手続きが不要になったり、情報が一括で管理できたりするのがメリットと言えますが、実際にどんなメリットがあるのか詳しく見ていきたいと思います。

医療機関での受付を自動化できる

窓口に顔認証付きのカードリーダーが設置されると、ICチップから読み取った情報と顔写真を照合して自動で本人確認ができるようになります。

加入している健康保険の内容と本人確認が非接触で行えるため、自動で素早く受付対応が可能です。

就職・転職・引っ越し時の切り替えがスムーズ

従来は就職や転職、引っ越し時に手続きが必要でしたが、マイナンバー健康保険証では不要になります。切り替え手続きをしていれば、それ以降は住所変更などがあってもそのまま使えるようになるのでとても便利です。

国民健康保険や後期高齢者医療制度で必要だった定期的な更新、高齢者受給者証の持参も不要になります。

マイナポータルで健診や薬剤の情報の確認ができる

マイナポータルで特定健診情報、薬剤の処方、医療費の閲覧が可能になります。また、データが医師と共有できるようになるので、初めて受診する医療機関や薬局でも正確な情報をできるようになります。

高額療養費の手続きが簡単になる

1ヶ月間に同じ医療機関でかかった医療費のうち、一定の限度額以上は高額療養費制度が利用できます。マイナンバー健康保険証が利用できる医療機関の窓口であれば、高額療養費制度の手続きが不要になり、一時的な出費もなくなります。

医療費控除の確定申告が自動入力できる

マイナポータルをe-Taxに連携すると、医療費控除が自動で入力できます。これまでは1年間で支払った医療費の領収書管理が必要でしたが、この手間がなくなり作成も簡単になります。

初診の追加医療費が安くなる

従来の健康保険証では初診で12円ほどかかっていましたが、マイナンバー健康保険証を利用して受診すると初診で6円ほどに抑えることが可能になります。

少額の違いではありますが、マイナンバー健康保険証にすることで初診料が安くなるのは嬉しいですよね!

デメリット

マイナンバー健康保険証に切り替えることで以上のようなメリットがある一方で、デメリットも生じます。ここからはマイナンバー健康保険証に切り替えることでのデメリットを詳しく見ていきます。

利用できる医療機関が少ない

現在、窓口でマイナンバー健康保険証に対応できる医療機関や薬局は、全体の2割程度と少なめです。また、その中でも顔認証付きカードリーダーを申し込んだ医療機関や薬局は、6割弱となっています。

マイナンバー健康保険証が利用できない場合には従来の健康保険証が必要になりますので、常に2枚持ち歩かないといけない手間がかかります。

個人情報漏洩のリスクが高い

裏面に記載されている12桁のマイナンバーやICチップに保存されている電子証明書のデータは全て個人情報に当たります。

12桁のマイナンバーや電子証明書のデータ、暗証番号があれば、誰でもマイナポータルでのデータの閲覧が可能になります。なのでこれまで以上に個人情報漏洩のリスクが高いと言えます。

手続きに時間がかかる

マイナンバー健康保険証の切り替えには手続きが必須ですので、時間がかかってしまうのはデメリットと言えますね。また、マイナンバーカードをもともと持ってない人はマイナンバー健康保険証に切り替える前に、マイナンバーカードを発行する手間もかかります。

1度登録すると解除出来ない

マイナンバー健康保険証を発行すると、従来の健康保険証へは戻すことは出来ません!

まとめ

この記事ではマイナンバー健康保険証に切り替える方法や、マイナンバーカードを健康保険証として利用するメリット・デメリットを紹介してきました。

マイナンバー健康保険証に切り替えることで、さまざまなメリットを受けることが出来ます。

しかし、メリットと同時にデメリットも生じてしまうため、問題ないか事前に確認したうえでの利用が大切です。

マイナンバー健康保険証を利用する際の参考にしてみてくださいね。

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