【最新情報】
台風8号2023ドーラは熱帯低気圧に変わりました。
ハリケーンDORA(ドーラ)がミッドウェー諸島近海で強い台風8号ドーラになりました。
180度経線を越えて気象庁の監視領域(北西太平洋)に入ったためです。
※域外から入るのは数年に一度あり、今回は2018年台風17号ヘクター以来5年ぶりのこと
日本は7月から9月が台風シーズンと言われていて、生活や仕事、旅行に大きな影響を与える台風の発生状況や進路は気になりますよね。
電車や飛行機の運行にもダイレクトに影響するので、通勤や通学、楽しみにしている旅行が無事できるのか、心配な方もいらっしゃると思います。
この記事では、台風8号のたまごの発生や今後のルートである進路予想、強さなどの最新情報を、米軍やヨーロッパ、気象庁、ウェザーニュース、Windyなどの最新情報をもとにお伝えします。
\窓やドアの防災・浸水対策に!/
【最新】台風8号2023ドーラの強さ・大きさ・風速など
8号ドーラは熱帯低気圧に変わりました。
Tenki.jpでも、熱帯低気圧に変わったという情報が出ています。
15日(火)に熱帯低気圧になりました!日本に影響がなくてよかった!
ハリケーンが台風に変化?
ハリケーンドーラは勢力を維持したまま180度経線を越えて、気象庁の監視領域である東経域に入ったため、台風8号ドーラとなりました。
引用元:https://weathernews.jp/s/topics/202308/110165/
気象庁の台風の監視領域は、北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)・南シナ海と決まっています。その領域に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速(10分間の平均)がおよそ17m/s以上のものが台風と呼ばれます。
このため、西経域から進行してきたハリケーンや発達した熱帯低気圧(トロピカルストーム)が、気象庁の監視区域である東経域に入ると、監視担当機関がアメリカの中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC)から気象庁に引き継がれ、「台風」と呼ばれることになるそうです。
こういった現象は数年に1度あるかないかで、2018年の台風17号ヘクターがトロピカルストームから台風に変わった以来5年ぶりなんだって!
こういう場合はハリケーンの名前がそのまま引き継がれるそうだよ!
順番としてはサオラーだったけど、台風8号はドーラになったね!
風速の目安は?
風速で表される風の強さってどのくらいか気になりますよね。目安はこちらになります。
風速の目安(陸上の場合)
10.8~13.8m/s(雄風)…大枝が動く。電線が鳴る。傘はさしにくい。
13.9~17.1m/s(強風)…樹木全体がゆれる。風に向かっては歩きにくい。
17.2~20.7m/s(疾強風)…小枝が折れる。風に向かっては歩けない。
20.8~24.4m/s(大強風)…人家にわずかの損害がおこる。煙突が倒れ、瓦がはがれる。
24.5~28.4m/s(全強風)…陸地の内部ではめずらしい。樹木が根こそぎになる。人家に大損害がおこる。
28.5-32.7m/s(暴風)…めったに起こらない広い範囲の破壊を伴う。
出典:http://weather-gpv.info/gw.php
\災害時用に長期保存できる水を備えておこう!/
台風8号2023ドーラの気象庁進路予想
8号ドーラは熱帯低気圧に変わりました。
気象庁では暴風域に入る確率も分かりますが、5日先までに日本で暴風域に入る地域はなさそうです。
引用元:https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html
\備えて安心!窓ガラス飛散防止フィルム/
台風8号2023ドーラのヨーロッパ中期予報センター情報
8号ドーラは熱帯低気圧に変わりました。
ヨーロッパ中期予報センターは向こう10日間の予報が見られるので、台風の進路が今後どうなるのか見通しをもつのに役立ちます!
図の見方
黄色~緑の濃さ:台風や熱帯低気圧の強さ
(緑色が濃いほど強い)
L(LOW):低気圧
16日(水)の予報図を見ると、日本の南東(右下)に低気圧【L】があります。おそらくこれが台風8号ドーラが熱帯低気圧に変化したものと思われます。
引用元:https://www.gpvweather.com/ecmwf.php
\台風の季節に備えて安心!ガラス飛散防止テープ/
台風8号2023ドーラのバイオウェザーサービス進路予想
8号ドーラは熱帯低気圧に変わりました。
バイオウェザーサービスは、台風情報をシンプルで分かりやすい図で発信しています。やはり日本へ近づくことはなさそうですね。
また、週間気圧配置図も見ることができるため、気圧の変化で台風のたまごが発生するかを予想することができます。
16日(水)に日本の南東(図の右下)にある低気圧が台風8号ドーラです。日本に近づくことなくその後進路を北寄りにしていますね。
図の見方
赤色の円:暴風域(風速25m/s以上)
黄色の円:強風域(風速15m/s以上)
水色の円:予報円
赤線で白い円:暴風警戒域
✕:台風の中心位置
引用元:https://www.bioweather.net/chart/pressure.htm
\今から備えよう!飛散防止シート/
台風8号2023ドーラの米軍(JTWC)情報
台風情報が世界でもっとも早く分かるのが、米軍JTWC:JOINT TYPHOON WARNING CENTER(合同台風警報センター)です。日本の気象庁やその他の気象情報も、米軍JTWCの情報から予報を出しているそうです。
・アメリカ海軍の設備を活用して情報収集しており、世界でもっとも早く正確な情報を得ることができる。
・アメリカ海軍の各種レーダー、センサー、航空機、軍の戦艦が集める情報を集め、世界各地のあらゆる気象情報から宇宙の情報まで活用している。
・日本の気象庁を始め、日本や世界の気象サービスは、米軍JTWCの最新情報をもとに予報を発表している。
8号ドーラは熱帯低気圧に変わりました。
SD05E ”DORA”と水色の円で示されているのが台風8号ドーラだったものです。
引用元:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp0423.gif
図の見方
TD:温帯性暴風雨(最大風速11m/s以上)
TS:台風(最大風速17m/s以上)
TY:強い台風(最大風速32m/s以上)
STY:スーパー台風(最大風速67m/s以上)
黄色い円(LOW):24時間以内に台風や熱帯低気圧になる可能性が低い。
オレンジの円(MEDIUM):台風・熱帯低気圧になる可能性あり(24時間以上経過後)。
赤い円(HIGH):24時間以内に台風や熱帯低気圧になる可能性がある。
水色の円(SUB TORPICAL):台風と熱帯低気圧の中間くらい。
赤い矢印(→):台風or熱帯低気圧。
\雨量の多いときは傘よりもレインコートを!/
まとめ
台風は私たちの生活にかなり大きな影響をもたらします。
台風の情報は引き続きブログでお知らせします!
\ローリングストックで水を備えよう!/